信頼済み IP
承認されていない IP アドレスから API キーが使われたら、そのアドレスが承認されるまで呼び出しを保留します。漏えいしたキーが別の場所から使われても、返るのはモデルの応答ではなく拒否です。
コンソールのサイドバー(その機能がアカウントに適用されると表示されます): Settings › Security 開く ↗
手順
- 設定 › セキュリティを開き、新しい IP を承認制にするをオンにします。ダイアログには各キーが過去 7 日間に使われたアドレスが並び、パブリックアドレスはチェック済みです。見覚えのないものはチェックを外してから、オンにしてください。この設定を変更できるのはワークスペースの所有者と管理者だけです。また、ゲートウェイが実際のクライアントアドレスを認識できない場合(すべての呼び出しがプロキシの内側のプライベートアドレスから来ているように見える場合)は、オンにできません。
- 以降、それ以外のアドレスからの呼び出しは
403、エラーコードip_not_trustedで拒否されます。エラーにはゲートウェイが認識したアドレスと承認ページへのリンク(ipとapprove_urlフィールド)が入ります。キーの作成者には、アドレス、所在地、クライアント、リクエストされたモデル(管理キーでは呼び出した操作)を記したメールが届きます。ワークスペースに属する管理キーや、作成者がワークスペースを離れたキーの場合は、所有者と管理者に届きます。 - リンクを開いてサインインし、そのアドレスを承認します。送信元アドレスが変わるクライアントなら、その範囲(IPv4 は /24、IPv6 は /64)を承認することもできます。拒否も可能です。承認したアドレスからの次の呼び出しは通ります。
- 信頼済み IP の一覧には、キーが使われたアドレスが所在地と状態つきで並びます。見覚えのあるアドレスはワンクリックで信頼でき、IP を追加 からアドレスや範囲(IPv4 は /16、IPv6 は /32 まで)を手で追加したり、削除したりできます。
制限と注意点
- 信頼はキーごとです。あるアドレスを承認しても、そこから通るのはそのキーだけで、ワークスペースの他のキーは対象外です。推論キーと管理キーの両方に適用されます。
- 独自の IP 許可リストを持つキーは、リスト内に /16(IPv4)または /32(IPv6)より広い範囲がなければ影響を受けず、その許可リストだけで判断されます。0.0.0.0/0 のような広い範囲を含むキーは、ほかのキーと同じく承認が必要です。新しい IP を承認制にするをオフにすると、どのアドレスからも再び呼び出せるようになり、信頼済みのアドレスは次回のために残ります。
- 承認できるのは、キーの作成者と、ワークスペースの所有者・管理者です(ワークスペースに属する管理用キーは所有者と管理者のみ)。承認はコンソールにサインインして行います。メールには承認ボタンがないので、転送されたメールで承認されることはありません。
- 承認待ちのリクエストは 7 日で期限切れになります。拒否したアドレスからの呼び出しは、その後 30 日間、新しいリクエストもメールもなしに拒否され続けます。実行のたびに送信元アドレスが変わるサーバーレス関数や CI ランナーは毎回保留されます。そうした用途には IP 許可リストを設定したキーを使うか、その範囲を信頼してください。