比較 · 更新日 2026-10-06
Synthorai vs Portkey
Synthorai vs Portkey
Synthorai と Portkey は、このカテゴリーで最も近い 2 製品です。どちらも、可観測性、プロンプトライブラリ、ガバナンスを 1 つのコンソールにまとめた AI ゲートウェイです。違うのは、何に料金を払うかと、どこで動くかです。Portkey のホスト版は、ログに記録したリクエスト数で料金が決まり、プロバイダーのキーは自分で用意する前提です。Synthorai の SaaS にはプラットフォーム手数料がなく、すべてのリクエストにトレースが付きます。モデル利用はプロバイダーの定価で、BYOK なら上乗せ 0% です。同じ製品を、マネージドのインスタンスとしても、コンソールごと自社ネットワークの中でも動かせます。
プラットフォーム手数料なし、ログ件数課金なし。Portkey の Production プランは月 $49 からで、ログ 10 万件を含み、以降は 10 万件ごとに $9 です。Synthorai の SaaS はソフトウェアが無料です。支払うのは定価でのモデル利用料だけで、すべてのリクエストにトレースが付きます。
モデル課金は 2 通り。Portkey は BYOK のみなので、プロバイダーごとにアカウントが必要です。Synthorai ならアカウント 1 つ、請求 1 本で、定価で利用できます。自社の契約を使いたい場合は、BYOK の上乗せは 0% です。
動画とリアルタイムも。チャット、画像、音声、動画、リアルタイム音声が同じ base URL を同じキーで通り、同じトレースに収まります。
ガバナンスは、自社ネットワークでも当社の環境でも。部門予算、承認、ガードレールのルール、データ分類は Synthorai の Enterprise エディションに含まれ、マネージドのインスタンスでも自社ネットワーク内でも使えます。Portkey のガバナンスは Enterprise プランで、ホスト版か自社 VPC で提供されます。
どこが違うのか?
| 機能 | Synthorai | Portkey |
|---|---|---|
| ソフトウェア費用 | ✅ SaaS は $0。Enterprise は企業ごとの見積もり | ⚠️ 月 1 万件のログまで無料。Production は月 $49 からで 10 万件、以降 10 万件ごとに $9。Enterprise は個別見積もり |
| モデルの課金 | ✅ 定価で請求 1 本、または BYOK(上乗せ 0%) | ⚠️ BYOK のみ。各プロバイダーに個別に支払い |
| モダリティ | ✅ チャット、画像、音声、動画、リアルタイム音声 | ビジョン、画像生成、音声 |
| トレースとセッション | ✅ エージェント実行ごとに 1 本、セッション集約、料金込み | ✅ ログとトレース、プランの件数に計上 |
| プロンプト管理 | ✅ id・バージョン・ラベル付きのライブラリ、昇格前のチェック、インポート | ✅ プロンプトライブラリとプレイグラウンド、成熟している |
| ルーティング | ✅ 用途で選び、理由を記録(Enterprise) | ✅ 設定による条件ルーティング、フォールバック、負荷分散 |
| ガードレール | ✅ ルールパック:ブロック、マスク、ガイド、検知(Enterprise) | ✅ チェックのカタログ付きガードレール |
| コスト統制 | ✅ 部門予算、承認、コスト配賦(Enterprise) | ⚠️ 予算と仮想キー |
| キャッシュ | ✅ ヒットし続けるプロバイダー側のプロンプトキャッシュ(キャッシュアフィニティ、プロバイダー間のキャッシュ制御の変換)。レスポンスキャッシュはなし | ✅ 単純なレスポンスキャッシュとセマンティックキャッシュ |
| SSO / RBAC / 監査 | ✅ SaaS に SSO とロール。IdP 連携の SSO、SCIM、無期限に保持する監査ログは Enterprise | ✅ RBAC は Production から、SSO は Enterprise |
| 動く場所 | ✅ SaaS、マネージドの専用インスタンス、またはコンソールごと自社ネットワーク | ✅ ホスト版、オープンソースのゲートウェイを自前で、Enterprise なら VPC |
| OpenAI 互換エンドポイント | ✅ | ✅ |
チームが Portkey ではなく Synthorai を選ぶ理由
ログ件数に応じたプラットフォーム料金なし。Portkey では、プラットフォームにはログ量に応じて、各プロバイダーにはそれぞれ別に支払います。Synthorai の SaaS はプラットフォームが無料で、モデル利用は定価の請求 1 本にまとまり、すべてのリクエストのトレースも含まれます。
エージェントはテキストだけではない。通話を文字起こしし、返信を下書きし、画像を生成するエージェントの実行も、Synthorai では 1 本のトレースと 1 つのコストにまとまります。動画やリアルタイムの呼び出しもそこに含まれます。
リクエストに対する承認とガードレール。Enterprise では、1 日の利用枠を超えたメンバーの申請が、判断に必要な情報を添えて、承認できる人に届きます。ガードレールのルールは、ブロックするだけでなくガイドもできます。
同じ製品が自社ネットワークに。自社環境への導入はコンソールを含む製品全体で、ルーティングの分類器とタグ付けは自社のモデルで動くため、プロンプトが出て行く先は許可したプロバイダーだけです。
Portkey からの移行手順
- 登録してチャージするか、自分のキーを追加する。どちらでもモデル利用は定価で、プラットフォーム手数料はありません。
- base URL を差し替える。Portkey の OpenAI 互換呼び出しは環境変数 2 つで移せます:
OPENAI_BASE_URL=https://synthorai.io/v1 OPENAI_API_KEY=sk-syn-... - プロンプトを移す。各プロンプトのリクエストボディをライブラリに貼れば、変数が検出された状態でバージョン 1 になります。
- 設定のルーティングをモデル id に置き換える。フォールバックと負荷分散はゲートウェイ側にあり、Enterprise では model=auto が用途に応じて選びます。
この比較は 2026-10-06 時点の情報です。Portkey のプランと機能は公開の料金ページとドキュメントに基づいています。古くなっている点があれば support@synthorai.ai までご連絡ください。訂正します。